仕事をする上での性格や価値観、あるいはどこまでハードワークできるかなどのキャパシティは、おおよそ28〜33歳くらいの働き方で決まると思っている。
ちょうど社会人になって5年目くらいで価値が出せるフェーズに入っており、体力的にも頑張れる時期だからだろう。その期間に「良い仕事を」限界まで頑張った人は、その後どんな状況に置かれても切り開いていくだけの生きる力がつくと思っている。
一方で30代半ばを過ぎると、スキル・知識などを伸ばしていくことはできるが、本質的な価値観や性格は変わらない。30代半ばになって以前よりも質・量ともによく働けるようになった人とか、滅多に見ない。諸々、変えることが難しい。その時点に到達してしまったら、その人を「育てる」ということはもうできないのだ。